2024.11.09
発表会が近づき、「もうあと数週間しかない…」と焦りを感じている方も多いのではないでしょうか。
ここでは、発表会までの準備を万全にするための練習法を4つご紹介します。
どれも簡単に取り入れられる方法ばかりですので、ぜひ試してください。
発表会がかかって、つい焦ってテンポを早くしてしまいがちですが、ここで大切なのは「ゆっくり練習」を取り入れることです。
たとえば、ピアノやバイオリンの演奏では、速いテンポで弾いていると「なんとなく弾けている」と感じてしまうことが多いですが、実際には音をきちんと鳴らせていなかったり、細かいリズムが途切れていましたゆっくり練習することで、音のつながりやリズムのズレをしっかりチェックし、苦手な部分を一つずつ克服することができます。
ポイント:
テンポを落として、普段より丁寧に音とリズムを確認しながら練習しましょう。
ミスがなくなったら、徐々にテンポを上げていきます。
演奏を客観的に見直すために、録音や録画を考える効果的な方法です。
たとえば、録音した音を聴いてみると、「ここは強弱が足りないなかった」「ここは少し急ぎすぎていた」と見直すことができます。
また、録画すると視覚的にも自分の姿勢や動きをチェックでき、本番でのパフォーマンスにもつながり
ます。
次の練習時に、そこに集中して取り組むことで、効率的に達成することができます。
「本番でドレスの裾を踏んで負けた」「ヒールで踏ん張らずに演奏がしづらかった」
といった経験をしたことがある方もいるのではないでしょうか。
予想外のトラブルを防ぐためにとても大切です。
衣装を着てみることで、歩きにくさや動きの制限を事前に体感し、衣装に合わせた演奏の動きを確認できます。
ペダルを踏む必要がある場合は、靴の履き心地や動きやすさを確認することが重要です。
また、ドレスやスーツのボタンや装飾が邪魔にならないかも見てみましょう。
本番の衣装を着て練習し、当日の感覚をしっかり確認しましょう。
最後に、イメージトレーニングも非常に有効な練習方法です。
本番の会場の様子や、自分が登場する場面、そして演奏の流れを頭の中で具体的に想像してみましょう。
何度もイメージを重ねることで、本番で安心感が増していきます。
成功している自分の姿や、観客からの感動を想像すると、モチベーションも上がり、ポジティブな気持ちで練習ができます。
これは、プロのアスリートや演奏家も取り入れているメンタルトレーニングの一つです。
ポイント:
発表会の朝や寝る前などのリラックスできる時間にイメージトレーニングを行い、自分を成功させるイメージを思い浮かべましょう。
これにより、自己肯定感が高まり、当日も落ち着いて本来の実力を発揮しやすくなります。
練習を有意義にするために
「あと3週間しかない」と感じるか、「まだ3週間もある」と考えるかで、気持ちの持ち方も変わります。
有意義に使い、しっかりと準備を整えることで、当日は自信を持ってステージに立つことができるでしょう。
今回ご紹介した練習法を参考に、自分のペースで練習を続けてくださいね。