2024.07.13
ピアノの練習は、体で覚えることが多いため、目で見て覚えることよりも忘れやすい傾向があります。そのため、レッスン後なるべく早く復習することが重要です。
しかし、必ずしもその日のうちに復習できるわけではありません。そんな時に役立ついくつかのポイントをご紹介します。
レッスン中に先生から教えてもらったポイントや、できるようになった過程を楽譜に書き込むことは非常に有効です。後日復習する際、自分がどのように進めたのか、具体的なヒントが楽譜に残っていると、復習がスムーズに進みます。
特に、自分自身にとって分かりやすい表現でメモを残すことが重要です。例えば、指使いやタッチの強さ、リズムの取り方など、具体的なアドバイスを書き込むことで、後日の復習時に迷うことが少なくなります。
復習を始める前に、まず楽譜をじっくりと読み返しましょう。レッスンの様子を思い出しながら、先生がどのように教えてくれたのか、その雰囲気やポイントを振り返ります。
これにより、楽譜に書き込みきれなかった細かな部分も思い出しやすくなり、より正確な復習が可能になります。特に、先生の指導内容や演奏時の注意点を細かく思い出すことで、レッスンの効果を最大限に引き出すことができます。
レッスン後、できるだけ早くその日の内容を振り返り、メモを取ることを心掛けましょう。レッスン中は集中しているため、細かなニュアンスや感覚を忘れやすいです。
簡単なキーワードやフレーズでも、後で見返した時に大きな助けになります。また、レッスンの直後にメモを取ることで、自分の理解が深まり、次回のレッスンでもスムーズに進めることができます。
毎日長時間の練習が難しい場合でも、短時間でも良いのでこまめにピアノに触れるようにしましょう。短い時間であっても継続して練習することで、記憶が定着しやすくなります。
特に、レッスンで指摘された部分を集中的に練習することで、効果的な復習ができます。例えば、10分程度でも特定のフレーズや技術を集中して練習することで、短期間での上達が期待できます。
自宅での練習時、自分の演奏を録音して確認することも効果的です。
録音を聴くことで、客観的に自分の演奏を評価でき、改善点が明確になります。
さらに、レッスン時の演奏と比較することで、どの部分が上達したのか、どこをさらに練習すべきかを把握できます。録音を活用することで、自己評価がより正確になり、効率的な練習が可能となります。
効率的な復習を行うためには、レッスンの目的を明確にすることが重要です。何を達成したいのか、どの部分を改善したいのかを具体的に考え、目標を設定します。
また、目標にあわせて練習計画を立てることが重要です。
例えば、一週間の練習スケジュールを立て、どの部分をどのように練習するかを具体的に計画します。計画的な練習を行うことで、効率的に時間を使い、効果的な復習が可能となります。また、練習計画を立てることで、モチベーションを維持しやすくなります。
ピアノを学んでいる仲間と情報交換することも、復習の一助となります。
仲間同士でアドバイスや練習方法を共有することで、新たな視点やアイデアを得ることができます。また、仲間と一緒に練習することで、お互いに励まし合いながら楽しく練習を続けることができます。
ピアノの復習を効果的にするためには、楽譜に詳細なメモを残し、楽譜を読み返し、レッスン直後にメモを取ることが重要です。
実際に後日復習する際も、始める前に楽譜をレッスンの様子を思い出すように隅々まで読み返し
先生がどのような雰囲気でそのポイントを教えてくださったか、振り返ることによって
楽譜に書き込みきれなかった部分も思い出せてより精度の高い復習が可能になります。
これらのポイントを実践することで、ピアノの練習が楽しくなり、上達のスピードも速くなるでしょう。是非、試してみてください!