Shimazu music news
中高年のピアノ習得に向けた10のアドバイス
2024.05.20
中高年の皆さん、ピアノを習うことは新たな挑戦であり、豊かな音楽体験をもたらす素晴らしい旅です。
しかし、この旅には継続と上達に向けた様々な努力が必要です。
ピアノ講師として、私は皆さんに成功してもらいたいと思っています。
そこで、今回は中高年の方々がピアノを習得する際に注意すべき10の重要なポイントについてお伝えします。
１ 継続的な練習の重要性
ピアノの習得には継続的な練習が不可欠です。
毎日少しずつでも練習を積み重ねることが大切です。
しかし、忙しい生活を送る中高年の方々にとっては時間の確保が難しいかもしれません。
そんなときは、練習時間を確保するために日常のスケジュールを見直し、効果的な時間管理を心掛けましょう。
２ 一つの曲に留まらない
同じ曲に長く取り組むと飽きや挫折感が出ることがあります。新しい曲や技術に挑戦することで、モチベーションを保ちましょう。
異なるジャンルの曲に挑戦したり、短期目標を設定して新しい曲を学んだりすることで、やる気を高めることができます。
３ 練習の質を向上させる
効果的な練習方法を身につけることが上達の鍵です。
目標を設定して集中して練習する、繰り返し練習する代わりに多様な練習方法を試すなど、練習の質を向上させるための工夫が必要です。
また、練習記録をつけることで自分の成長を実感し、モチベーションを維持しましょう。
４ 正確なリズムの確保
リズム感は演奏に欠かせない要素です。
メトロノームを使用してリズムを確認したり、リズムに合わせて練習したりすることで、正確なリズムを身につけましょう。
また、楽曲のリズムパターンを分析することで、リズムの理解を深めることも重要です。
５ 音符の正確な読み方
楽譜を正確に読むことはピアノの演奏において不可欠です。
音符の名前や長さ、リズムの取り方を理解するために、楽譜の解読に時間をかけましょう。
演奏する際に楽譜を読むだけでなく、実際に演奏して確認することで、理解が深まります。
６ 指の動きの習慣づけ
正確な演奏をするためには、柔軟で正確な指の動きが必要です。
特定の指の動きを重点的に練習したり、様々な練習方法を試してみたりすることで、指の動きを改善することができます。
７ 音色や表現力の追求
演奏に感情を込めるためには、音色や表現力が重要です。
楽曲のテーマや背景を調査したり、感情を表現するための演奏法を学んだりすることで、より深い表現が可能となります。
８ ストレスや緊張の管理
演奏中のストレスや緊張は演奏に影響を与えることがあります。
リラックス法や呼吸法を活用して緊張を緩和し、ポジティブな姿勢を保ちましょう。
また、演奏中にミスが起きても、落ち着いて対処することが大切です。
９ ピアノ講師とのコミュニケーション
ピアノ講師とのコミュニケーションを大切にしましょう。
疑問や不安があれば率直に相談し、アドバイスを受けましょう。
信頼関係を築くことで、より効果的なレッスンを受けることができます。
10 成長を楽しむこと
ピアノの習得には時間がかかりますが、その過程を楽しむことが重要です。
毎日の練習やレッスンでの成長を実感し、小さな成功体験を積み重ねることで、モチベーションを維持しましょう。
自分の演奏が進化していく過程を楽しんでください。
まとめ
中高年の方々がピアノを習得する際には、継続と上達に向けて様々な努力が必要ですが、その努力は確かな成果をもたらします。
正しい練習方法やアプローチを取り入れながら、楽しみながらピアノを演奏することが大切です。
中高年の皆さん、ピアノの習得は年齢に関係なく、誰にでも可能です。
自分のペースで楽しんで続けていけるよう、このアドバイスを参考にしてください。
あなたの音楽の旅が素晴らしいものになることを願っています。
島津楽器から皆様へ
大人になり時間や心の余裕が出てきたら、昔から憧れていた楽曲をピアノで演奏してみませんか？
島津楽器の大人の方のピアノ教室では、マンツーマンレッスンで、お客様の希望に合わせレッスンを行っています。
ピアノを始める方は楽譜が読めない方はもちろん、子どものころ習っていた方などレベルは様々。
独学で学ぶと、どうしても姿勢や指の形など間違った癖がついてしまいます。
一度ついてしまった癖は直すのにも時間がかかるので、独学より教室でのレッスンをお勧めします。
島津楽器では
- どんな曲が弾きたいか
- どういうレッスンが良いか
などお客様の意見を聞きながら、それぞれのレベルにあわせた内容でレッスンを行います。
定期的なレッスンを受け、
- 正しい姿勢や手の形、弾き方を学ぶ
- 自宅で練習して成果を確認する
- 次のレッスンで新しいことに取り組む
ことで、演奏が上達します。
自宅で練習する楽器は
- キーボード
- 電子ピアノ
- ピアノ（アコースティックピアノ）
と色々な種類もありますが、値段も様々です。
●キーボード
【メリット】
手軽で場所を取らず、移動もしやすい
【デメリット】
鍵盤のタッチが軽く幅も狭いため、レッスンで練習成果を発揮しにくい
●電子ピアノ
【メリット】
ピアノに近い感触があり、移動もしやすいのでお引越しが多い方におススメ
【デメリット】
アコースティックピアノの本物のタッチ感を完全に体験できないため、表現力や音色の調整が難しく、演奏に制限が生じます。
●ピアノ（アコースティックピアノ）
【メリット】
自然な音色が楽しめ表現力豊かな演奏が可能
【デメリット】
重くて大きいため、移動や設置に制限がある
島津楽器でおすすめする楽器は
- レッスンで使用すること
- 一般的に発表会などホールで使用する楽器であること
- お家で練習した楽器が一番上達しやすいこと
の理由からピアノ（アコースティックピアノ）をお勧めしています。
ピアノも新品・中古と値段も様々ですが、中古だと比較的お手頃に手に入ります。
何の楽器で一番上達したいか、ご家庭の楽器を置くスペースや音の問題は大丈夫か、ご予算等も含め販売店スタッフへご相談ください。