2026.08.03

夏休みもいよいよ後半戦。
毎日の暑さの中、お子さまの生活リズムを整え、おうちでの練習も見守ってくださっている保護者様、本当にお疲れ様です!
この時期になると、ご家庭からよくいただくのがこんなリアルなお悩みです。
「夏休みの最初の頃はがんばっていたけれど、最近だれてきて楽器に向かうまでがとにかく大変……」
「ダラダラと長引くだけで、全然集中できていない気がする」
実は、誰もが知っている歴史的な大音楽家たちも、集中のしかたや練習の工夫がありました。
むしろ、「いかに無理をせず、短い時間で効率よく集中するか」の工夫の天才たちでした。
今回は、ベートーヴェンやショパン、モーツァルトたちが実践していた「練習の知恵」を現代のお子さま向けにアレンジした、今日から練習が少しラクになる3つのステップをご紹介します。
天才モーツァルトに学ぶポイントは、短い時間でも集中して取り組む工夫です。
彼は、ダラダラと長い時間をかけるのではなく、最初から「短い時間」と決めて集中していたと言われています。
代わりに「キッチンタイマーを5分だけセットして、鳴ったら今日の練習は終わり!」というルールにします。
「5分だけやれば自由になれる!」とお子さまの脳が理解すると、始める前のグズグズが減り、驚くほど集中して取り組めるようになります。
難聴という大きな逆境を乗り越えたベートーヴェン。
ベートーヴェンに学ぶポイントは、曲全体をがんばりすぎるよりも、苦手な部分を切り分けて練習する発想です。
彼は、「苦手な一部分だけを徹底的に切り取って、細かく分析する練習」を大切にしていました。
「今日は、このテキストの『1行目だけ』3回弾いておしまいにしよう!」
これなら、やる気が低下している日でも「それくらいならやろうかな」と、小さな一歩を踏み出しやすくなります。
ピアノの詩人と呼ばれたショパンは、集中が切れたら無理をせず、休みをはさみながら練習する大切さを伝えていたといわれます。
「無理をしないこと」こそが、豊かな表現力を育てると知っていたのです。
「じゃあ練習はお休みして、今度のレッスンの曲を音源や動画で『1回聴く』だけにしようか」
耳から音楽を入れることも、立派な練習の一つです。
がんばりすぎない心のゆとりが、夏休み後半の燃え尽きを防ぐ一番の特効薬になります。
歴史に名を残した偉人たちの共通点は、無理な猛練習ではなく、「自分のペースに合わせて、心地よく継続したこと」でした。
夏休み後半のこの時期は、完璧を目指さず、小さな一歩を積み重ねられれば十分です。
「5分だけ座れたね」「1回だけ聴けたね」という日々のちいさな積み重ねを、ぜひ温かく承認してあげてくださいね。
おうちでのサポートで迷うことや、「最近ちょっとマンネリ気味で……」というときは、いつでもお気軽に講師やスタッフにお話しください。
ご家庭の生活リズムに寄り添いながら、お子さまが楽しく続けられる工夫を一緒に考えていきましょう!
鹿児島県 島津楽器(YAMAHA MUSIC SCHOOL・ヤマハ英語教室)