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その一言で才能が動き出す!脳科学から見た「ピアノが伸びる声かけ」の魔法


2026.02.13

「練習しなさい!」と言わずに、子どもが自らピアノに向かってくれたら……。そう願う保護者様は多いのではないでしょうか。

実は、最新の脳科学では、親の「声かけ」一つでお子様の脳の報酬系が刺激され、集中力や創造力が劇的に変わることが証明されています。

今回は、島津楽器のレッスン現場でも大切にされている、お子様の「脳」と「心」をグングン伸ばす声かけ術を、具体的な実例とともにご紹介します。

お子様がピアノに向かったとき、つい「もっと指を立てて」「間違えないで」と修正から入っていませんか?

脳の発達において最も重要なのは、前頭前野(思考や理性を司る場所)を動かす「安心感」です。

  • NG: 「なんで練習しないの?」(否定・プレッシャー)
  • OK: 「ピアノの前に座ったね!」「今の音、すごくきれいに響いたね!」(事実の承認)

このように、結果ではなく「今やっていること」を具体的に認めるだけで、脳内にドーパミンが分泌され、お子様のやる気スイッチが自然に入ります。

音楽教室は、単にピアノの技術を学ぶ場ではありません。「やり抜く力(忍耐力)」や「自信」といった非認知能力を育む最高の環境です。

そこで大切にしたいのが、過去の本人と比較する声かけです。

実例:
「先週は難しかったこのフレーズ、今日はスムーズに弾けるようになったね!」

他人と比較せず、お子様自身の小さなステップアップを言葉にして伝えることで、「努力すればできるんだ!」という成功体験が脳に深く刻まれます。

保護者様の声かけが変わることで、お子様が劇的に変化した事例がたくさんあります。

Before(よくある声かけ)「ちゃんと練習しなさい」
After(脳が伸びる声かけ)「今の曲、パパも(ママも)好きだな」
お子様の変化音楽を「楽しむもの」と捉え、自発性がアップ
Before(よくある声かけ)「また間違えたよ」
After(脳が伸びる声かけ)「どうすれば弾きやすくなるかな?」
お子様の変化失敗を恐れず、自分で考える力がつく
Before(よくある声かけ)「発表会、失敗しないでね」
After(脳が伸びる声かけ)「ステージを楽しんでおいで!」
お子様の変化失緊張を集中力に変え、のびのびと演奏

この記事を読んだ後、ぜひご家庭で次の3つを試してみてください。

  1. 質問してみる
    「今日のレッスンで、一番楽しかった音はどれ?」とお子様の感性に問いかけてみてください。
  2. 「一緒に」を楽しむ
    「この曲、一緒に歌ってもいい?」と、親も音楽を楽しむ姿勢を見せることで、練習が「孤独な作業」から「楽しい共有時間」に変わります。
  3. 具体的なフィードバック
    「上手だね」だけでなく、「今の強弱のつけ方、すごく格好良かった!」と具体的に伝えることで、お子様のこだわりが育ちます。

ご家庭での声かけに迷ったり、お子様との距離感に悩んだりしたときは、遠慮なく講師にご相談ください。

島津楽器では、レッスン前後の短い時間でも、ご家庭での様子を伺いながら、その時のお子様に最適なアプローチを一緒に考えていきます。

「教室」と「ご家庭」が同じ方向を向いてポジティブな言葉を重ねていくことが、お子様の無限の可能性を引き出す一番の近道です。


言葉は、お子様の心に届く「最高の栄養」です。

明日からのピアノタイムが、親子で笑顔になれる素敵な時間になりますように。

島津楽器
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